体内に脂肪が蓄積されるのは、体脂肪があるためです。
脂肪細胞を体内に蓄えておくことによって、しばらく食料が手に入らない日があったとしても、人は生きていくことができるのです。

たんぱく質や、炭水化物と比べて、脂肪はより多く含まれています。
脂肪細胞は脂肪量に応じて大きさが変わり、多くの脂肪を体内に留めておくことが可能です。

未成年のうちは、体の成長につれて脂肪細胞の数が増えていきます。
褐色と白色と2つある脂肪細胞のうち、肥満をつくっているのは白色脂肪細胞です。
褐色脂肪細胞は体にエネルギーを行き渡らせるもので、首筋や、背中のごく一部に存在しています。

細胞内に存在するたんぱく質の働きによって、脂肪の燃焼を助けてくれる役割を持っています。
代謝を高めるには、褐色脂肪細胞の働きを促すようにするといいでしょう。
褐色脂肪細胞が動くようにするには、寒さや、運動がよいと言われているようです。

寒い場所にいると白色脂肪細胞を褐色脂肪細胞にする遺伝子の働きを高めると言われています。
この説を後押しする研究データも存在しています。
ダイエットをを達成するために、脂肪細胞がそれぞれどういった役割を担っているかを知りましょう。

脂肪細胞という単語は、ダイエットについて調べる時によく出てくるものかもしれません。
体脂肪を生成したり、エネルギーとして燃やしたり、余剰のカロリーを体脂肪として蓄積するときに、脂肪細胞は機能します。

これまでは、脂肪細胞の数が増加するのは子どものころまでで、それ以後は脂肪量が増しても脂肪細胞の数は多くならないと見なされていました。
けれども、この説と相反するデータが、最近出てきています。

ある年齢を過ぎたとしても、脂肪細胞の数が増加することが判明していきています。
胎児期、乳児期、思春期の時期が、褐色脂肪細胞が増加すると言われていました。
今では、それ以外の年代でも脂肪細胞が多くなることがあると言われていますので、気をつけましょう。

白色脂肪細胞と、褐色脂肪細胞という、2パターンの脂肪細胞が存在します。
白色の脂肪細胞には脂肪を維持する機能があり、食事などで得た余剰カロリーは中性脂肪になって脂肪細胞に送られます。
脂肪をエネルギーに変える機能を持つ褐色脂肪細胞のほうは、大人になるとだんだんと少なくなっていきます。

人間の体は、加齢と共に新陳代謝も低下していきますが、そのため、年をとると脂肪がつきやすくなります。
肥満の可能性は、褐色脂肪細胞の数に関わりがあるとされています。

脂肪が蓄積する脂肪細胞を減らすには、どうすればいいでしょうか。

ダイエットが失敗する原因の一つに、リバウンドが起きてしまうことがあります。
カロリー摂取量を少なくしたり、激しい運動をすることでダイエットを行った場合、脂肪細胞はそのままなので、あっという間にリバウンドします。
一旦減ったはずの体重が、ダイエットを終わらせたら元の数字になってしまうのは、このようの事情からです。

脂肪細胞を減らすことで、ダイエットで体重を減らした後に、リバウンドが起きないようにすることが可能です。
食事の量を減らした場合、確かに体脂肪は減りますが、脂肪細胞の数自体は保持されます。

もし脂肪細胞を減らしたいのてあれば、痩身治療を受けることです。
脂肪吸引が代表的な方法ですが、美容外科では、数多くの脂肪細胞を減らす手段があります。
体内に蓄積されている脂肪を取り除くために、脂肪吸引を行うことで、ピンポイントで脂肪を減らすことができます。

痩身治療としては、この他に脂肪融解注射があります。
薬を使って脂肪を溶かし、体にダメージを与えずに、脂肪を取り出すという方法です。
より痩身効果の高い施術にするために、一定期間をおいて何度か脂肪融解注射をすることもできます。

それ以外では、脂肪細胞を取り除くために、キャビテーションなどの美容機器を利用するというやり方もあります。
スリムなプロポーションになりたくてエステに通う人の中には、痩身マッサージと、脂肪細胞を減らす施術とを、共に利用しているという人もいます。